「当直医学」を作ってほしい - レジデント初期研修用資料

できれば雑誌の連載とか、なにか公的な文章として残る形で。 「総説」は役に立たない 患者さんはみんな違うから、医療という分野においては、 議論の土台になる「一般」というものが、定義できない。 病気についてはだから、「一般的にこうだと私は思う」という書きかたが難しくて、 どうしても、誰かの論文を引っ張って、「○○らはこう述べている」という書きかたしかできない。 どれだけたくさんの「○○ら」を引用したところで、その文章を書いた作者自身が、患者さんと当たって どういう治療を選択するのか、あるいはある病気に対して、「一般的には」どうやって対処するのが 一番無難なのか、読者として、一番知りたいことは、あんまり書かれない。 「エビデンス」なんかよりも、「言質」がほしいな、といつも思う。 論文どおりのやりかたを行うためには、その患者さんが、議論の余地なくその病気を発症している 必要があって、そういう人たち

[no_ri]

『「問題」と「責任」とがセットになってる業界と、両者が根本的に分かれてる業界』

[as62]

俺が地雷踏んでも飛ぶのはえらい人にしようってことだよな。えらい人は装甲分厚いだろうし。責任と問題の分離。

[nijuusannmiri]

「責任だけが、「ないこと」にされたまま、必要以上に重くなってしまった現在、それが軽かった昔を知っているベテランの知恵を受け継いでいかないと、もう後が続かない」

[heis101]

エビデンスの時代になるとみんな責任の逃れ方ばかりうまくなる。責任というのは「応答可能性」(言い返せること)のはずなのに、いつのまにか「責められ役を黙って引き受けること」になっちゃってるからそうなるのかも

[flowrelax]

「紹介」という行為は、「責任の移譲」。これ同感。

[kamezo]

〈「エビデンス」なんかよりも、「言質」がほしい〉〈「エビデンス」の時代になって、それはますます困難になった〉〈こういう思考実験をすると〜一般ルールみたいなものが作れる〉うーん……。

[uunfo]

「責任の引き受け手がいないのなら、問題はやっぱり解決しない」

[NATROM]

「ベテランに語らせてしまうと、これはもう、役に立たない自慢話になってしまうから、 形式としては、若手からの提案を、ベテランに訂正してもらう形にする」。これは面白いよねえ。

[ozniram]

ベテランに語らせてしまうと、これはもう、役に立たない自慢話になってしまうから、形式としては、若手からの提案を、ベテランに訂正してもらう形にする。

[ryuzi_kambe]

ライフハック以上に「ジョブハック」が求められているのが、日本の社会人の現状なのかもなぁ。

[fuldagap]

戦時、当直士官の仕事はつまるところ非直の上官をいつ起こすか計ることみたいだったからなー。なかなか「大丈夫」を基準化することを引き受けてくれる人っていないんじゃないかなーとか

[jt_noSke]

でそれを誰がやるかだけども、そういうのがとうちょくい、いや、超得意な方はおられませんかね?

[kodaif]

"問題の解きかたが、どれだけ詳細に、「エビデンス」を積んで示されたところで、責任の引き受け手がいないのなら、問題はやっぱり解決しないのに。"

[hamasta]

これはホームラン級のエントリと思うがいかが？

[bywordeth]

医者には何がわかって何がわからないか、何ができて何ができないのかの情報は、患者としても知りたい。　それにしても、「偉い人が責任を持たず、現場に押し付ける」って問題はどこにでもあるんだね。

[physician]

『一晩なら経過を見て大丈夫』とか言ってると地雷を踏んでしまうという現実。結局、オンコール体制ができる（最終的に昼間と同じ診断ができる）ところ以外で救急をしてはいけない、という結論に。