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【社会】「農耕勤務隊」 もう一つの強制連行に迫る 日本軍に農作業させられた朝鮮人兵を調べた証言集
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【社会】「農耕勤務隊」 もう一つの強制連行に迫る 日本軍に農作業させられた朝鮮人兵を調べた証言集
■もう一つの強制連行に迫る 証言集「農耕勤務隊」(東京新聞) 引用ここから~~~~~~~~ 太平洋戦... ■もう一つの強制連行に迫る 証言集「農耕勤務隊」(東京新聞) 引用ここから~~~~~~~~ 太平洋戦争末期、日本軍に農作業させられた朝鮮人兵を調べた証言集「もう一つの強制連行 謎の農耕勤務隊」を、東京都町田市相原町の青山学院大名誉教授雨宮剛さん(77)が自費出版した。韓国の元隊員から聞き取り、全国の目撃証言も集めた。公的資料が乏しく、研究もほとんどされていない分野だけに貴重な記録となる。 (福岡範行) 証言集によると、農耕勤務隊は一九四五(昭和二十)年、燃料用のサツマイモなどの栽培を目的に設置された。この年の五月ごろから動員された正確な人数は不明だが、朝鮮人兵一万二千五百人を充てる計画だったとされる。 農耕勤務隊は、雨宮さんが育った愛知県豊田市にも派遣された。くわを持ち、階級章に星印がない隊員の姿を異様に感じ、長年気に掛けていた。雨宮さんは五年前、脳梗塞から回復したのを機に独自調査を決意。