asahi.com:Ｊの風 クラブへの思い受け止め-マイタウン千葉

練習を終えてクラブハウスに戻る選手たちに笑顔でねぎらいの声をかけ、サインをもらう。選手たちも写真撮影に優しく応じる。日立台ではすっかり見慣れたサポーターとの光景だ。 こんなサポーターの中に、選手たちから「バアちゃん」と呼ばれ、親しまれている女性がいる。高橋節子さん（７０）。柏に戦時中に疎開して来てからもう６０年以上。普通の主婦だった高橋さんが日立台に通うようになって１５年以上が過ぎる。 「昔は駅から歩いて通っていました。でもひざを悪くして、今はバスで通っています」。練習見学が出来る日には、ほぼ毎日練習場に足を運んでくれる。 出会いは、１７年前の１９９２年。プロサッカーチーム誘致の署名活動に参加したのがきっかけだった。「地元にプロスポーツのチームが来るかもしれない、というのがとにかくうれしかった」。来る日も来る日も署名を集めに走り回った。パート先の社員や同僚、近所の人たちなどに声をかけ

[fukumimi2002]

「私にとっては、勝つことも大事だけど、ここ柏にレイソルがあることがもっと大事なこと」