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津波避難の大切さを伝えようと、岩手県釜石市で4日、高台にある寺に駆け上がる速さを競う「韋駄天競走」... 津波避難の大切さを伝えようと、岩手県釜石市で4日、高台にある寺に駆け上がる速さを競う「韋駄天競走」が行われました。 韋駄天競走は、釜石市の仙寿院などが2014年に始めたもので、今年で11回目になります。 4日は、2歳から63歳までの89人が年代や性別ごとに分かれ、東日本大震災で津波が到達した市街地から津波避難場所の寺までの高低差26メートル、全長286メートルの坂道を駆け上がりました。 仙寿院 芝崎恵応住職 「地震があったら必ず津波が来ると思って高台に避難をする。きょうの行事を通して学んでいただいたと思いますので、多くの方々に教えてあげてください」 高台へと駆け上がった参加者はあらためて、津波避難への意識を高めていました。
2012/12/05 リンク