オタクのための格闘術: なぜ、『オタクのための格闘術』なのか？

本屋にも並び始めました。 ここであらためて『オタクのための格闘術』について自己紹介したいと思います。 最近はいわゆるオタク関連書籍というのがたくさん出ています。 もちろんこの『オタクのための格闘術』もそのひとつということになります。 しかし、僕自身の執筆動機は、これまでのオタク関連書籍に対して疑問があったからです。 たとえば「電車男」。 これは２ちゃんねるから生まれた美談ということになりますが、書籍化され、ドラマ化されるにつれ、オタクな自分としては何か諸手をあげて喜べないような要素が強まっていったように思います。 それはようするに「彼女ができたらオタクは卒業できる」「あなたもはやく彼女を作ってオタクを辞めなさい」というメッセージ。 もっと言えば「オタクを卒業すること」が良いことである、という前提のもとにストーリーが成り立っていたのではないかという疑問が沸いてきたのです。 もしもオタクが、彼

[u_kazuhiko]

がんばれ俺。

[spica]

「著名なヲタ関連書籍は『脱ヲタ』を結論に据える事でヲタ差別を間接的に再生産している」との的を射た指摘から、「オタクのままで強くなる」との方向へずれる様が面白好ましい。http://www.pluto.dti.ne.jp/~rinou/#20070601 KU。