私と異物混入反社会学講座ブログ

こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 私が遭遇した異物混入事件。 数年前のことですが、ある中華料理店で。運ばれてきた料理の皿に目をやると、皿の縁になにやら小さな白い物体が載ってました。なんだろうと目をこらすと、これはどうみても、歯、です。一瞬、信じられなかったのですが、やはり人間の歯、とおぼしきものがひとつ、皿の縁に載ってました。 すぐにウエイターを呼びました。「これ、なんですか？」 ウエイターはその歯とおぼしき物体をひょいとつまむと、厨房へ下がりました。 数分後、戻ってきたウエイターがいいました。 「あれは、片栗粉のカタマリです。中華料理は片栗粉よく使うんですよ」 「へえ……そう……」 私はこれっぽっちも信じてませんよ。だけど、あまりに予想外のいいわけをされたことで意表を突かれ、怒ることも忘れてしまいました。 そのあとどうしたか？ 普通に料理を食べて、もちろんお金も払って帰りました。

[mieki256]

そもそもどういう状況・展開によって歯がそこに存在したのか、そこからして分からない…どうして歯と思い込めるんだろ…世間ではそんなにしょっちゅう歯が抜けるの？ 自分は歯が抜けたら大騒ぎするんだけど…

[kappaseijin]

”火の用心の夜回りがうるさいとか、こどもがうるさいだとか、いまにはじまった話じゃないんです。100年前の人もやっぱり文句いってました。"

[AKIMOTO]

たしかに、シラスの異物もキャベツの青虫も減ったなあ

[kurokawada]

「100年前の人もやっぱり文句いってました。戦前にも、商店向けの苦情対応マニュアル本が何冊も出版されてたくらいです。」

[igrep]

“いまはネットなどで拡散するから、苦情が表面化しやすくなっただけのこと。むかしの人は寛容、いまの人は不寛容、なんて根拠のない印象論で決めつけないでくださいね、コメンテーターのみなさん。”

[atasinti]

最近、異物混入事件が立て続けに報道されてます。いつものことですが、報道の受け止めかたには注意してください。 　去年、新潮４５の連載でも書きましたけど、犯罪自体はむかしに比べて激減してるのに、犯罪報道の