プルシェンコがバンクーバー五輪でも一人だけ別格だった理由: natural tribe

フィギュア男子シングルは、24人24色の信念と努力がぶつかりあった素晴らしい戦いでしたね。その中でも、一人だけ異次元で存在感を放っていたエフゲニー・プルシェンコ選手。それはトリノで見せた圧倒的強さとは異なる存在感でした。 プルシェンコはフリー前日「金メダルのこともメダルのことも考えていない。自分はすでに歴史を作っている」とコメントしていますが、ここでいう「歴史」には２つの意味があると思います。 １つはトリノ五輪での圧勝を含め、数々の記録でフィギュアスケートの歴史を塗り替えてきたこと。もう１つは、このバンクーバー五輪にプルシェンコが出場するというだけで、現ルールによる４回転回避の流れが止まったことです。つまり、未来の歴史を塗り変えたわけです。彼の出場が全選手に大きな影響を与えたことは確実です。 回転不足が厳しく取られる現行ルールで、大技に挑戦しない選手がいること。個人的には否定も肯定もしませ

[garamani1983]

本文より「彼のバンクーバー五輪は、まるでフィギュアスケートの未来に向けたエキシビションを見ているようでした。彼が滑っている間だけは、試合であって試合でないような、不思議な空気でした。」涙