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小さき者たち - 小さき者のメモランダム
僕は幼い頃から小さなものが好きだった。 例えば、植物ならオオイヌノフグリやキュウリグサ、カスマグサ... 僕は幼い頃から小さなものが好きだった。 例えば、植物ならオオイヌノフグリやキュウリグサ、カスマグサというような小さくて可愛い草花が好きで、近所の土手でそういった植物を摘んでは母に手渡していた。 小さな石を拾い集め、小さな虫達を何時間でも見ていた。 子供たちがお気に入りのタオルや毛布を抱えて歩く時期、僕が持って歩いたのは小花柄の布団カバーだった。 小さなレースや水玉模様が好きだった。 小学校に入って、花やレースは女の子のものだと言われ、自分の好みはひっそりと封印した。 流行っていたキン肉マンの方が好きなことにして、友人相手に技を繰り出した。 でも本当は、そんなものはたったの一度も見たことがなかった。 見たことがなくても、見よう見まねで覚えていった。 青が好き、スポーツカーが好き、ヒーローが好き、ロボットが好き。 だんだん僕は、元の自分を忘れていった。 大人になったある日、「ハチミツとクローバ