「徳政令」は日本を救うか

MMTが学界からも実業界からも十字砲火を浴びる中で、世界最大のヘッジファンドの経営者レイ・ダリオの記事が話題を呼んでいる。彼はMMTそのものを支持するわけではないが、財政政策と金融政策を整合的に運営する財政＝金融政策の協調が必要だという。それを彼はMP3(Monetary Policy 3)と呼んでいる。 その内容はこの表に要約されているが、おもしろいのは債務免除(Jubilee)がキーワードになっていることだ。これはそれほど非常識な話ではなく、世界的に進んでいる財政赤字と量的緩和の組み合わせ(A4)は、ゆるやかな政府債務の免除ともいえる。 しかしこういう間接的な債務免除は多くの国民には理解できないので、その予想を変える効果がない。直接的な方法はクーポンのような形で現金をばらまくヘリコプターマネー(C1)だが、これも1回かぎりの数兆円規模ではきかない。 これに対して、たとえば安倍首相が「日

[yetch]

政治家と財務省が戦って落とし所を見つけるのが良いのだが、そこが癒着するから問題。民主党への交代はそこを切るのが目的だった。切られて怒った奴らが焦土作戦したのがあの結果。

[sgo2]

検討すべきはインフレに対するブレーキの踏み方(税金の課し方)であって、加速出来る事自体はアンチMMT派もさして否定はしてない点は要注意。

[tetsuya_m]

徳政令は策としてはあり得るが実行不可能だって言ってる、絵に描いた餅じゃん