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サイエンスがゼロの水素政策
GEPRH2 is the future and helps to reduce CO2 emissions. 3d illustration. 元静岡大学工学部化学バイ... GEPRH2 is the future and helps to reduce CO2 emissions. 3d illustration. 元静岡大学工学部化学バイオ工学科 松田 智 5月22日に放映されたNHK・ETVの「サイエンスZERO」では、脱炭素社会の切り札として水素を取り上げていたが、筆者の目からは、サイエンス的思考がほとんど感じられない内容だった。 最初に断っておくが、筆者はETVをNHKの中で高く評価しているし、この番組のすべてが悪いと言うわけではない。しかし、以前にも水素を取り上げた回があったが、ひたすら水素礼賛に終始しており、閉口した記憶がある。水素の抱えている問題点を、何ら指摘していないから。 この回でも、冒頭いきなり、菅首相の就任直後の演説中にある「無尽蔵にある水素を新たな電源として位置づけ、大規模で低コストな水素製造装置を実現します」と言う言葉を引用している
2021/05/27 リンク