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『ケインズとケンブリッジに対抗して (ハイエク全集 第II期)』(春秋社) - 著者:F・A・ハイエク 翻訳:下平 裕之,小峯 敦 - 松原 隆一郎による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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『ケインズとケンブリッジに対抗して (ハイエク全集 第II期)』(春秋社) - 著者:F・A・ハイエク 翻訳:下平 裕之,小峯 敦 - 松原 隆一郎による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
著者:F・A・ハイエク翻訳:下平 裕之,小峯 敦出版社:春秋社装丁:単行本(257ページ)発売日:2012-11... 著者:F・A・ハイエク翻訳:下平 裕之,小峯 敦出版社:春秋社装丁:単行本(257ページ)発売日:2012-11-30 ISBN-10:4393622014 ISBN-13:978-4393622018 俗説を打破する経済政策論争の真実「ケインズかハイエクか」という対比を、しばしばマスコミで目にするようになった。もっぱら「大きな政府か小さな政府か」というイデオロギー対立をめぐる記事で引用されてのことだ。だがそれが「財政(公共事業)主義か構造改革か」とまで敷衍(ふえん)されるなら、二人にとっては迷惑でしかないだろう。 というのもJ・M・ケインズは『繁栄への道』でこそ不況時の失業対策として公共事業を提唱したが、生涯にわたり重視したのは金融政策の方だったし、F・A・ハイエクは自由主義市場論者と呼ばれるものの、『自由の条件』にせよ強調されたのは慣習や法という「構造」の下での市場秩序だったからだ。