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『ミナヅキからカンナヅキまで 13』
「再婚はしないの」 「面倒でさ」 「そうか、結婚できない期間があるんだよね」 「当てはあるの」 「親... 「再婚はしないの」 「面倒でさ」 「そうか、結婚できない期間があるんだよね」 「当てはあるの」 「親父はいくらでも連れてくるよ」 「いやなの」 「あたし、あなたが思っているほどファザコンじゃないから」 「なんか全部放り出したい気分」 何かあったんだろうか。元嫁はちょっとだけ今までと違う。 まあ僕は彼女が持たされているパブリックイメージと 本来の彼女が違うってことはわかっていたのだけれど。 「僕のせいなの」 「そんなわけないじゃない。もうあたしとあなたは他人なんだし」 彼女は徐々に変わりつつあった。ただ僕が受け止めきれなかったから。 離婚の原因は僕が浮気をしたということになっている。 でも本当に浮気をしたのは彼女のほうだった。 彼女に振り回されて僕が放り出された。そうだよ、放り出されたのは僕のほうだ。 「補償はしたじゃない」ちょっと上目遣いに元嫁がポツンと言う。 「彼女はどうしてるの」 「わ