サービス業やってると

身体障害者ってのは面倒な客の割合が多いように感じる。 ハード面でバリアフリーな対応を求められるから、ということではなくて、ソフト面で、接客のハードルが高いというか。 ざっくり言うと、偏屈な人が多い。 ハンデを背負っている分、普段の生活でマイナスの気質を刺激されることが多いために、 素直さを失って、トゲを以って人と接するようになってしまうのではないかと思う。 乙武さんのような超人的社交性を備えているのは、健常者・障害者問わずに稀なケースで、 並みの人間は内向的な部分、卑屈な部分を少なからず持っているわけで、 障害を持っているという事実が加わると、そういう負の部分が尚更に自意識を侵食するのでは、と思った。

[chuunenh]

手間がかかる客と手間がかからない客を公平に見られる人はいない。だからこそ手間がかかる客を丁寧に扱うのがサービス業だと思う。