フェミニズムとの距離感～「性差別表現」は存在してよい／存在しない

●無条件に「性差別」である表現は存在しない 「全てのセックスは性差別」とフェミニズムの一部が主張している、と俗に言われる。これは半分正しいが、半分間違いだ。 正確には、「マチズモが強く機能している社会においては」という条件下にのみ「全てのセックスは性差別になる」という主張である。 この条件さえ付ければ、「全てのセックスは性差別」という主張は決して間違いではない。 しかし、だからと言って「セックスを滅ぼせ」という主張は、大半の人にとって受け入れられないものだろう。 現にフェミニストの大多数はそのような主張に与していない。 そもそも、そんな主張は受け入れる必要すらないのだ。 なぜなら、変わるべきはセックスではなく社会なのだから。 アニメやマンガについても、まったく同じことが言える。 無条件に性差別的な言動・表現は、存在しない。 仮にある作品が差別的だとしても、あくまで特定の社会状況下で差別的力

[chocolatmacaron]

わかりますけど、「フェミ批評も批評の一ジャンルに過ぎない」はどうかと…。反差別・男女平等という普遍正義を掲げるフェミはその時点で「権力」。権力側からの批評はもはや「抑圧」。オタクが身構えるのも当然では

[mouseion]

本当に救うべき女性弱者は、ガルパンやラブライブの主人公の様な才能のあるこれからの女性ではなく、需要を使い果たしたと世間的に見られ淘汰されつつある30代以上と10代の内向的少女に限られる。

[tick2tack]

素晴らしいエントリ。差別性は社会状況に依存する / 状況認識のすり合わせできてないこと多い。エビデンス抜きで認識を押し付けたり / 作品取下げは臭いものに蓋な面があるし、差別への知識・判断力を広めることが大事