失注

大型案件を失注した。敗軍の将、兵を語らずだ。 全責任は、提案を牽引してきた自分にある。それはいい。 ただし、兵は語らずとも自己総括は必要。 やれることはすべてやった。やり尽くした。顧客価値を常に主眼に据え、価値を提案しつづけてきた。 もちろん価格も重要な要素だからして、単に値引きではない戦略的な価格を提示した。 しかし、顧客は「単に」最も安価な企業を選択した。ここに今回の違和感と失望がある。 ガムを買うのではない。これほどまでに大規模な事業に対して、単に価格で選定してしまうような、 そんなマインドのまま調達に臨ませてしまった自分の提案力のなさに失望した。価値提案では誰にも 負けない自信があったのに。 確かに今回の調達は一筋縄ではなかった。規模も特性も著しく異なる40近いステークホルダーに 対してどのように合意形成していけば良いのか、最大公約数（落とし所）はどこなのか、暗中模索の 提案だった

[gui1]

『敗軍の将、兵を語らずだ』　←　つまり、「増田は部下の責任転嫁するような卑怯者ではない。しかし部下が悪い。」ということか(´・ω・｀)