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これが就職氷河期
大卒就職内定率の母数は、就職希望者のみなので、進路票の未提出、自主的な留年、家事手伝い、大学院進... 大卒就職内定率の母数は、就職希望者のみなので、進路票の未提出、自主的な留年、家事手伝い、大学院進学、アジア放浪、アメリカで自分探し、フリーター掛け持ち、大学時代のアルバイト継続などの人は、母数から外れるのだ。この数え方をしてさえ、就職率58%をたたき出し、日経新聞の一面を飾ったぜ。比較対象は東大だった(98%)。戦略的な数字を出したい大学は、卒論とか卒研の単位を教員の裁量にして、就職できなかった学生を留年にするんよ。翌年5回生が50人くらいいたから定員が100人の半分くらいは、就職内定の母数に含まれず、残りの人の42%が、仕事が決まらずに卒業。実質30%くらいしか仕事につけなかったのであった。リクルートの電話帳のような冊子を見ても若干名の募集しかなく、コネ枠で決まっているが、儀式的に採用活動をしていたのであろう。若干名に5桁に近い4桁の応募がくる。当時採用担当の人に後日談を聞くと、面接でき