『東電OL事件 DNAが暴いた闇』 - apesnotmonkeysの日記

『東電OL事件 DNAが暴いた闇』、読売新聞社会部、中央公論新社 東電女子社員殺害冤罪事件が再審に至る過程でマスコミ報道をリードした読売新聞取材班による、取材過程のルポ。 「あとがき」の日付は今年の9月になっている。この時点では検察は再審で有罪主張を行う方針に固執しており、判決に至るまで時間がかかることを見越した出版だったのだろう。ご承知の通り、直後の10月には被害者女性の爪に残された付着物から、ゴビンダさんとは別人のDNAが発見され、検察が有罪主張を断念、翌11月には無罪判決が下った。取材陣の努力が決定的な形で――しかも、本書が問題として指摘している検察の証拠隠しが冤罪の重要な要因であることを示す形で――報われた瞬間を本書で描けなかったのは、さぞ悔しかったことだろうと思われる。単にゴビンダさんを有罪とする根拠が崩れただけではなく、別人の犯行を強く示唆する証拠が出て来たいま、当時の捜査関係

[haruhiwai18]

"「ある捜査員」の言葉として「当時はゴビンダやその同居人のネパール人をかなり厳しく調べた。外国人と言えば、ウソをつくものだという考えだった」"　→東電OL事件。／にしても 佐野の無駄な"文学趣味"w

[nakakzs]

この事件の読売取材班にせよ、足利事件の日テレ取材班にせよ、過去の事件の怪しい点を（もしかしたら無駄になるかもしれないのに）徹底的に調べまくり、真相を追求する人たちというのは素直に尊敬する。

[buhikun]

富士急を走る元京王車両と渋谷を走る井の頭線を同視しているが、京王本線と井の頭線は軌間も車両限界も異なり、全く共通点はない。よって失当。

[kowyoshi]

当時の捜査陣の一人である元警視庁元捜査１課長の平田冨峰、今は右翼団体の代表なんだよね…

[y-mat2006]

「安っぽい因縁話のような記述の背後にある発想」本題とはちょっと外れるが、佐野眞一氏の「古さ」を再認識。／kindleに落ちたら即買うこと＞自分

[widerstand]

なるほど。コメント欄も

[chilmm7k]

　東電

[kuxttoba]

『俺たちはオウムや成城（世田谷一家四人殺害事件）をやってきた』世田谷も初動がおかしくて未解決なんじゃ？

[Apeman]

セルクマ：『東電OL事件　DNAが暴いた闇』