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※ご注意 本稿の内容を検証する場合は、必ず影響を及ぼさない限られた環境下で行って下さい。また、本稿... ※ご注意 本稿の内容を検証する場合は、必ず影響を及ぼさない限られた環境下で行って下さい。また、本稿を利用した行為による問題に関しましては、筆者および株式会社アットマーク・アイティは一切責任を負いかねます。ご了承ください。 今回はSnortのシグネチャを自作できるようになるために、シグネチャの構造について解説していきたい。通常、あらかじめ用意されたシグネチャだけで事足りることと思うが、それらではカバーできない部分も当然のことながら存在する。そんなとき、自作のシグネチャを活用すれば、まさに“かゆい所に手が届く”Snortを作り出すことができる。 シグネチャの構成 始めに、シグネチャの例を見ていこう。まずは標準添付されているシグネチャの中から1つ抜き出して見てみよう。下記はweb-php.rulesに含まれているシグネチャだ(便宜上改行しているが実際は1行である)。 alert tcp $EXT