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日本の文化予算はなぜ少ないままなのか? 元文化庁長官に聞く
日本の文化予算はなぜ少ないままなのか? 元文化庁長官に聞く2023年に入り、東京国立博物館館長の緊急... 日本の文化予算はなぜ少ないままなのか? 元文化庁長官に聞く2023年に入り、東京国立博物館館長の緊急寄稿が世間をにぎわせた。高騰する光熱費を賄う予算すら下りない日本の文化行政を嘆くものだが、そもそもなぜ日本の文化予算は低空飛行なのか? 元文化庁長官で、現在は山梨県立美術館館長・石川県立美術館館長・多摩美術大学理事長を務める青柳正規氏に話を聞いた。 聞き手・文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 元文化庁長官で現在は山梨県立美術館館長・石川県立美術館館長・多摩美術大学理事長を務める青柳正規氏(多摩美術大学にて) 後塵を拝してきた「文化」 ──2023年初め、文春オンラインと『文藝春秋』において、東京国立博物館の藤原誠館長による緊急寄稿(「このままでは国宝を守れない」)が掲載され、広くミュージアムの運営が危機的であることが認知されました。この寄稿では、交付金が少ない、光熱費不足分の補正予算
2023/04/03 リンク