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パーマネントの造形性。きりとりめでる評「大岩雄典 渦中のP」
パーマネントの造形性。きりとりめでる評「大岩雄典 渦中のP」十和田市街の一軒家を会場に、十和田市現... パーマネントの造形性。きりとりめでる評「大岩雄典 渦中のP」十和田市街の一軒家を会場に、十和田市現代美術館が若手アーティストを紹介する場として運用している「space」。ここで初回の展示として開催された大岩雄典個展「渦中のP」を、きりとりめでるが振り返る。 文=きりとりめでる 「space」の展示風景より 撮影=小山田邦哉 「大岩雄典 渦中のP」を見るため、わたしは初めて青森県にある十和田市現代美術館へ赴いた。大岩の展示作品はどうやら美術館から10分ほど歩いたところにあるサテライト会場「space」の中にあるらしい。会場に向かう途中、こんなものがあった。誰かの作品だろうか。 撮影=小山田邦哉 木になにかオレンジ色の布のようなものが引っかかっている。十和田市現代美術館は入館せずとも作品が日常的に鑑賞できるような構成をとっていることでも有名だ。地域には草間彌生などのパーマネントコレクションが「
2023/03/15 リンク