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ポイントカードで損をしている消費者たち
「◯×カードありますか?」 店舗で買い物をすると、会計の際に必ずといっていいほど店員から聞かれる言葉... 「◯×カードありますか?」 店舗で買い物をすると、会計の際に必ずといっていいほど店員から聞かれる言葉だ。 コンビニエンスストア、家電量販店、ファストフード、カフェなどでは、もはや代金の一部をポイントで還元するのが当たり前となっている。簡単な手続きで持つことができ、ポイント還元などのメリットを得られるため、ポイントカードを持っている人は多いはずだ。 しかし、ファイナンシャルプランナーで税理士の犬山忠宏氏は、「ポイントをためることに執着し過ぎると、結局は消費者が損をする」と指摘する。 ポイントカードは消費者に無駄遣いさせる仕組み まず、ポイントカードについて整理しておこう。加盟店が多く使い勝手のいい共通ポイントとして、主に次の3つが挙げられる。カルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイント」、三菱商事系のロイヤリティマーケティングの「Ponta(ポンタ)」、楽天の「楽天スーパーポイント」だ。