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ダマセーノ・モンテイロの失われた首 - アブソリュート・エゴ・レビュー
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ダマセーノ・モンテイロの失われた首 - アブソリュート・エゴ・レビュー
『ダマセーノ・モンテイロの失われた首』 アントニオ・タブッキ ☆☆☆☆☆ 『ベアト・アンジェリコの... 『ダマセーノ・モンテイロの失われた首』 アントニオ・タブッキ ☆☆☆☆☆ 『ベアト・アンジェリコの翼あるもの』に続いてタブッキを再読、またしても評価上がる。この『ダマセーノ・モンテイロの失われた首』は以前に『供述によるとペレイラは……』のレビューの中で、最後に人にすすめるタブッキ本としていたが、考え直したくなってきた。タブッキの本はこうやって、読み返すたびに新たな発見があるので油断できない。一度読んだだけで魅力を汲みつくすことができないのである。もちろん、だからこそ優秀な文学なのだが。などと言って自分のうかつさを正当化する私。 本書がこれまででもっとも「非タブッキ的」小説であることは間違いない。それは翻訳者もあとがきで指摘しているし、最初の1ページを読めばすぐ分かる。テーマが政治的というだけでなく文体が違う。従来の曖昧さをたたえた、どこかためらうような瞑想的な文体から、より明晰な、くっ