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慣れない礼服で始終落ち着かず、「山岡士郎のコスプレしてる気分だ」と言うと、新郎は笑った。 - 真っ白な原稿の上で、俺は爪を切った。
先日、友人の結婚式に出席する為日帰りで地元へ行って来た。 日取りは随分前から知らされていたのだが、... 先日、友人の結婚式に出席する為日帰りで地元へ行って来た。 日取りは随分前から知らされていたのだが、例によってギリギリにならないと動かない性格なので式の二日前にマルイで礼服を買う。「10万もあれば足りるだろう」と万札10枚握って挑み、本当に10万掛かって萎える。靴、シャツ、ベルト等一通り揃えたんだが、ネクタイ一本8700円とか中国で大量生産してるんだろうに一体どういう産業構造しているのかと。こういう服飾系アイテムって掛けた金額に比例して「大人としてちゃんとしてるぜ」感を得られるので、わざわざディスカウントする必要が無いのだろう。不安に付け込んだ商売だ。 ファッションはコミュニケーションのひとつだから、きっとここにコストを掛けられる人はそれだけ高い社交性を備えているのだろう。ただ、どの程度掛けられるのかという支出の配分具合は、本人の元々の資質だけでなく職種やそれによって強いられるライフスタイル
2010/12/08 リンク