人間に絶滅する自由はあるのか - 経済を良くするって、どうすれば

今の若い人たちはどうか知らないが、筆者が若い頃は、「人間には自殺する自由があるのか」なんてことを哲学したものである。「他人に迷惑をかけない限り、生きるも死ぬも本人の勝手」という主張を理屈で覆すのは、なかなか難しい。小塩隆士先生の新著『持続可能な社会保障へ』を読みつつ、思い起こしたのは、そんな昔のことだった。 ……… 新著の内容は、現行の社会保障制度は、世代間の不公平が大きく、規模を縮小する必要があるとするもの。とは言え、具体策は穏当で、①公的年金控除の廃止、②年金のマクロ経済スライドの徹底実施、③年金支給開始年齢の引き上げ、④被用者保険の適用拡大、⑤基礎年金財源への税負担増、⑥子どもの貧困の解消となっている。これらには、筆者も、③を除いて、基本的に賛成だし、制度設計も示している。(基本内容を参照) 特徴的なのは、具体策の中に、この手の議論では定番の「少子化対策」が入っていないことだろう。そ

[Yoshitada]

子育ての負担がなかったのだから、貯金する余裕だってあったでしょう>>「結婚や出産する余裕のなかった人に、貯金なんかあるわけない」というのが、この世代の問題なんですけどね……。

[MS310ru]

少子化問題で気に入らないのは子どもをつくらない人を悪者扱いすること。もっと少子化が深まって結婚しない、子どもをつくらないことが当たり前になってほしいと切望する。

[ushiwatat]

|社会保障の危機は、実のところ、少子化が起こったからではなく、原理的に支えることができない「子供がない人」にも惰性で給付を与え続けていることにある| |死んで花実が咲くものか|

[kj-54]

社会][少子化][経済][社会]『社会保障は世代間の扶助なので…、子世代を残さなかった3割の「同世代」を切り捨てれば済む…「…自分の面倒は自分で見てください、子育ての負担がなかったのだから、貯金する余裕だってあ

[MarriageTheorem]

少子化対策を最優先に考えない人だって絶滅をよしとしているわけではないでしょう。「いずれ絶滅させてしまうから」云々のくだりは、反対意見に極端なレッテルを貼る詭弁の一系統に思える。

[ookitasaburou]

少子化に責任のある人、すなわち、子供を持たない人には、社会保障給付を行わなければ良いだけだからだ。

[gruza03]

「子供を持とうが持つまいが平等に給付を受けられる」という甘い見通しが安易な選択をさせた懸念がある。外国人のために、法人減税と消費増税をしているような気がして来るよ。

[Baatarism]

「子供がいない人には年金を給付しない」という制度は、不可能なのか、必然なのか、という話かな。