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『いきの構造』(読書メモ)
九鬼周造(大久保喬樹編)『いきの構造』(角川ソフィア文庫) 「いきな計らい」「いきな兄さん」「いき... 九鬼周造(大久保喬樹編)『いきの構造』(角川ソフィア文庫) 「いきな計らい」「いきな兄さん」「いきな仕草」などなど、私たち日本人の美意識のひとつに「いき」がある。その構造を哲学的に紐解いたのが本書。 「いき」とはもともと男女間の「つかず離れず」の関係に見られる「媚態」から出た言葉だが、その特徴は、「意気地」と「諦め」の二元性から成る。 「意気地」とは、「自分への誇り」であり、「武士は食わねど高楊枝」など武士道の理想主義に基づくもの。 「諦め」とは、運命を受け入れて執着を断つことであり、仏教思想に裏打ちされる。 「自分の誇りを大切にするが、執着しない」という緊張感のなかに「美しさ」があるという考え方に感銘を受けた。吉田兼好も『徒然草』の中で、「自分のやりたいことをやれ」しかし「世の中に執着しすぎるな」というようなことを言っている。 自我を通そうとする気持ちと、執着してはいけないという気持ちの