「発達障害は治りますか？」 - 治しやすいところから治す－－発達障害への提言

さてさて神田橋條治先生に初めてお会いしたときのお話です。 「治るんです」と先生のお弟子さんは言う。 信じられない。だって治らないでしょ？ 発達障害は。 二次障害だって、本当にみんな苦労している。なかなか治らない。 その治らないはずの発達障害を治すってどういうことよ。 疑問で頭がいっぱいのまま、私は先生が上京された際にお会いしに行きました。 お顔を見たとたん、そのぱーっと明るい印象に意外な感じを受けました。 えらいお医者さまって、もっと沈うつでえらそーにちがいない、って勝手に決めていた。 つやつやした健康そうなお顔の先生でした。 ご挨拶がすんだとたん、私は先生に訊きました。 「先生、発達障害は治りますか？」 そのあとの先生の答えを、私は忘れることができません。 たぶんあの感動は、一生忘れないと思う。 「発達障害者は発達します。だってニキさん発達したでしょ？」 ……ほんとうだ。 「発達障害者は

[mamezou36]

読みました。/「発達障害者は発達する」。なんていい言葉なのだろう。ぱーぁっと目の前が開けるようです。僕も歳をおうごとに楽になってきた実感があります。ま、もしかしたら「老化」なのかもしれませんけどね。

[healing_buddha]

神田橋條治近刊「発達障害は治りますか？」

[BUNTEN]

たとえば知的障害は平均的「発達」状態との違いで定義される。肉体年齢に比べて「精神年齢」が限度以上に若ければ障害。精神年齢が成長しても治ったことになるかどうかは別なのである。