せっかく頭が良いのに「ギャンブル」なんて非合理な行いにハマる人の心境が、やっとわかった。

この本は元大王製紙社長の井川さんが書いた2作目の自伝である。 1作目は大企業の跡継ぎとして育てられた井川さんが父から帝王学を叩き込まれ、見事に成功した後、ギャンブルにハマって刑務所に打ち込まれるまでを書いたもので、2作目であるこの本は”その後”を書いたものだ。 一般的にギャンブルは確率論でもって「絶対に胴元には勝てない」という事が説明される。 賭けを主催する胴元が予めギャンブル前にテラ銭として運営費用を徴収するが故に、ギャンブルの期待値は確率上、絶対に元手を超えない。 だから中学生程度の数学の知識があればギャンブルで儲けられるだなんて嘘だというのは理解できるはずだ。 はずなのだが…この本の著者である井川さんは東京大学を卒業した超絶エリートである。 そのエリートが本書の中で、真顔になって「ギャンブル」を「ツキの流れを読めば勝てる」と滔々と語る姿はある意味異様である。 更にである。井川さんは刑

[diet55]

「ギャンブルの期待値は確率上、絶対に元手を超えない。」人生の期待値は元手を超えるのであろうか？

[Ni-nja]

ほーん。頭のいい人がカルトの参謀になるパターンとかってそういうのなのかね。Kindle Unlimited対象だし今度契約したら読んでみよう

[usuzumineko]

頭がいい人が合理的な行動しかしなかったらエンタメもクリエイティブもアートも文学もいやはや学問も全き発展しないわなぁ。恋愛も。ニンゲン合理的じゃないのよ。

[mjy]

「フリーエネルギー」とかに嵌る人の説明に感じる。ギャンブルはもっと何というか直接的な作用が有ると思う。

[kmitsutani-fd]

“ギャンブル相場に量子力学でいうところの”ゆらぎ”を感じ取り、ゲーテルの不確定性原理を当て嵌めたら、”ものすごいファッショナブルナンセンスだな

[programmablekinoko]

射幸心は脳内麻薬ドバドバ出るので、脳の報酬系にとっては非合理ではないはず

[ysync]

単位の違う微細な場代だけ払えば参加者同士のゼロサムのギャンブルもあるのだが。増田がスロのクラコンとかガメラをどう評するかは気になる。

[yarumato]

“大企業の跡継ぎとして帝王学を叩き込まれた東大卒エリートが「ギャンブルはツキの流れ」と滔々と語る姿は異様。人は状況にあわせて自分に都合の良い物語を選択する。誰もが異なる視点で異なる現実をみている”

[ONOYUGO]

“私達にできる事といえば…自分自身の持つ”正しさ”ですら脚色された非合理の塊だと客観的な視点を持つ事ぐらいである。 私たちは誰もが異なる視点を有しており、誰もが異なる現実をみている。”

[simabuta]

「東大入試に受かる」性質と「先のことより目先に溺れる（瞬間がある）」もしくは「目先を肯定したいあまり自分を騙す」性質は確率的には低いけど共存できるとおもうけど。

[erya]

数学的に勝てるギャンブルは一応存在する。以前のブラックジャックや競馬、パチンコ等。流れとか言ってるのは頭がアレだけど。

[tattyu]

手軽にぱちんことかで味わえるよ。ハマらないと断言する人もしばらく継続させたらドはまりすると思う。頭の良し悪しは関係ない。

[buu]

つまらない感想。