[大分]最後の意地をかけて、週の頭からハードトレーニングを実施

24日、チームはグラウンド状態や日程を考慮して2部練習を急遽1部練習に変更し、週初めとしては異例のハードなトレーニングを行った。 28日に行われる第27節で大分が鹿島に敗れ、15位の甲府が清水に勝てば、リーグ最速ワーストタイでJ2降格が決まる状況。今季リーグ戦でいまだ1勝と不甲斐ない自分たちに自ら活を入れるように、選手たちはゲーム形式のメニューで球際激しくぶつかりあった。 田坂和昭監督からも「失点は全部寄せの甘さからだ」「持ってから考えるな」「控え組は試合に出る気ないのか!」と厳しい言葉が飛び、グラウンドはいつも以上の緊張感に包まれた。 前節・湘南戦ではマッチアップする相手に対して慎重になり過ぎ、前半は思うように攻撃できなかったことを課題に挙げながら、「守備は安定した」と手ごたえも口にした田坂監督。選手たちのプレッシャーを取り除いてやりたいと考えつつ、残り8試合で一つでも多く勝ち点を奪いに