エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
辰巳ヨシヒロ『劇画漂流』下、お、お、面白いのだあ!:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
辰巳ヨシヒロ『劇画漂流』下、お、お、面白いのだあ!:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
辰巳ヨシヒロ『劇画漂流』下(青林工藝舎)。 いよいよ貸本マンガの短編集ブームの中で「子供じゃない、... 辰巳ヨシヒロ『劇画漂流』下(青林工藝舎)。 いよいよ貸本マンガの短編集ブームの中で「子供じゃない、もう少し上の読者」を意識した表現を模索する辰巳(作中では勝見)らが「劇画工房」を名乗り、大阪、名古屋、東京の版元から編集を依頼され日の丸文庫と対立してゆく過程が描かれる。が、その後半部は貸本の急速な退潮と重なっていく。 辰巳は、この過程で翻弄され、新しいマンガとしての「劇画」への思いと、煩瑣な実務仕事や人間関係の中で引き裂かれ、疲弊してゆく。そのとまどい揺れる心理がじわじわと描かれる。辰巳の実兄・桜井昌一の『僕は劇画の仕掛人だった』のマンガ版であると同時に、それを補足し、別の視点から見せてくれる。 劇画の成立過程は、戦後マンガ史の大きな転換点で、僕などにはもう資料としても興奮するし、自伝マンガとしてもむちゃくちゃ面白いのである。習性で付箋を貼っていったら、写真のようになってしまった。何となくそ