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御手洗経団連に期待しよう、IT政策の新機軸:すなだかおるの読書&エッセイ:オルタナティブ・ブログ
社団法人日本経済団体連合会(略称:日本経団連)は11月7日、現在の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)が来... 社団法人日本経済団体連合会(略称:日本経団連)は11月7日、現在の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)が来年5月に退任するのに伴い、新会長に御手洗冨士夫副会長(キヤノン社長)が内定したと発表した。IT業界出身では初めての会長就任と話題になっている。 日本経済新聞の社説によれば、経団連会長職は新日鉄、東京電力、トヨタ自動車、東芝など一貫して重厚長大の基幹産業の出身者が占めてきたので、「政治とは比較的縁遠いエレクトロニクス業界から初めての会長になる」点が異色らしい。そして、「ITが世界を覆う時代の動きを反映したもの」だと解説している。 ずいぶん古い体質だなあ。おそらく、この社説を読む限り、そう感じる人が多いのではないだろうか。日本でエレクトロニクス産業が急成長してから30年以上経っているし、最近では「IT業界は沈みゆく船なのか」という不安さえ出ているほどなのだから、経団連会長人事の感覚はちょうど一世
2006/12/02 リンク