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映画版「82年生まれ、キム・ジヨン」は、なぜラストに希望を描いたのか? 作家アルテイシアさんが見た原作との違い|好書好日
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© 2020 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved. 韓国で130万部を超える大ヒットとなり、世界25か国で... © 2020 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved. 韓国で130万部を超える大ヒットとなり、世界25か国で翻訳され、日本でもベストセラーになった『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)。この小説について女同士で話していると「読んでよかった…けど、しんどい」という言葉が出てくる。これはオタクが言う「推しが尊すぎて、しんどい」ではなく「あるあるすぎて、しんどい」という意味だ。 76年、神戸生まれのアルテイシアも「これって私の話だっけ??」と脳がバグるぐらい、この小説にはリアルな女の苦しみや絶望が詰まっている。「リアル過ぎて吐いた」と語る友人もいる。 「ただでさえ現実がしんどいのに、これ以上しんどくなるのは無理」と小説を読まない友人もいる。そんな彼女らにぜひ映画版をお勧めしたいところだが、映画版も大概しんどい。 © 2020 LOTTE ENTERT