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『花神(中) (新潮文庫)』(司馬遼太郎)の感想(90レビュー) - ブクログ
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『花神(中) (新潮文庫)』(司馬遼太郎)の感想(90レビュー) - ブクログ
中巻。 故郷・長州に戻った村田蔵六(大村益次郎)。ただ攘夷を掲げ天下を騒がす長州藩の特質に頁が多く割... 中巻。 故郷・長州に戻った村田蔵六(大村益次郎)。ただ攘夷を掲げ天下を騒がす長州藩の特質に頁が多く割かれているため村田の登場は少ない。 しかし、訳のわからない藩である。高杉ら奇兵隊によって上士層の保守派を破りクーデターによって藩論を尊王攘夷・討幕に変え、攘夷を叫んで下関で外国船を砲撃し、京で長州派の公家を担ぎ出して討幕運動。そこから幕府に目を付けられ、薩摩と会津によって京から追い出される。外国船砲撃の報復で四国艦隊に下関を占領され(馬関戦争)、禁門の変で薩摩と会津に敗れ長州征討が下り、あっという間に朝敵に。ぼろぼろの長州に再び幕軍が迫る。四方に敵を作り、それでも「攘夷!」と叫ぶ長州。 その狂信さと思想性のせいで、東北諸藩からは「長州は気でも狂ったのか」といわれる始末だが、表向き攘夷を掲げても、井上聞多(のちの井上馨)と伊藤俊輔(のちの伊藤博文)ら若者5人を欧米に留学(という密航)させたした