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『〈盗作〉の文学史』栗原裕一郎(新曜社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→紀伊國屋書店で購入 「盗作検証というタブーはこの本で消滅!?」 ある小説が盗作であると噂されたり、... →紀伊國屋書店で購入 「盗作検証というタブーはこの本で消滅!?」 ある小説が盗作であると噂されたり、ニュースになることがあります。その多くはどういう決着になったのか報じられないまま、話題そのものが消えていきます。 文学業界のなかでは、盗作問題を徹底的に議論するということを避ける傾向があるのです。表現の自由を標榜している業界なのですが。 「文芸における盗作事件のデータをここまで揃えた書物は過去に例がなく、類書が絶無にちかいことだけは自信を持って断言できる」(栗原) と、著者は控えめに書いていますが、現時点では盗作資料として、第一級にして唯一無二の書籍である、と私が太鼓判を押します。 なにしろ、巻末のデータを含めても492ページの大著。それなのに、たいへん読みやすい。盗作問題に興味がない人でも、文学業界という一般人のうかがい知れない世界を「盗作」という切り口でたのしく探索できるように書かれてい
2009/04/19 リンク