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晴れた冤罪。だが内縁夫の性的虐待はなかったことになった ――青木惠子さん55歳の世にも数奇な物語 | 文春オンライン
◆ ◆ ◆ 性的虐待をなぜどこも報じないのか? 私がこの事件に出会ったのは3年前の8月。青木さん(55=現在... ◆ ◆ ◆ 性的虐待をなぜどこも報じないのか? 私がこの事件に出会ったのは3年前の8月。青木さん(55=現在)の再審無罪判決が出た日だった。大阪で司法担当になったばかりの私は、判決文を見て驚いた。内縁の夫だったBさんによるめぐみさんへの性的虐待のことが記されていたからだ。しかもそれがもとでウソの自白を迫られている。冤罪の決定的要因とも言えるこの性的虐待のことを、NHKも含めどこのマスコミもほとんど報じていない。なぜなのか? 全文は発売中の『週刊文春WOMAN 2019夏号』に掲載中 私はBさんの無罪判決後の会見で、彼がこの問題にどう触れるのかに注目した。ところが一言も触れない。そして会見に参加している記者も誰も聞こうとしない。 さらに後日、国賠訴訟を起こした記者会見で、青木さんは提訴の理由について、「娘への性的虐待を使って自白させた。その警察の汚いやり方が許せない」と述べた。私はその言葉を
2019/08/19 リンク