朝ドラ「スカーレット」最終回 喜美子と八郎「好きがこぼれてる」10年ぶり“敬語”再会シーンの秘話 | 文春オンライン

水橋 そうですね。最初にお話を頂いてから、大体2年弱くらいでした。誰よりも長く「スカーレット」の世界にいたので、なかなか抜けきらないですね。執筆を終えた瞬間はすごく楽しかったなと思ったし、「まだまだ明日も書きたい」と思うくらい充実していました。実はもう次の仕事に入っているんですけど、それでもまだふとした時に「スカーレット」のことを考えたり、反省したりします。 ――反省というのは？ 水橋 「スカーレット」は放送されなかったシーンがいっぱいあるんです。削ぎ落とされて良くなる場合もあれば、15分に収まらず仕方なくカットということもあって。最終週はそれがかなり多かったんですね。 たとえば最終週の月曜日、八郎（ヒロイン喜美子の夫、松下洸平）が作った玉子焼きを前に、武志（喜美子の息子、伊藤健太郎）が八郎に思いをぶつけますが、脚本では八郎もそれに対してきちんと言葉を返し、これまでの思いを語る長いセリフが

[btoy]

「何年後」と飛ばしたのはそこが肝心なところでは無かったからじゃないかな。「死」は特別ではない、日々の営みこそが特別なのだというメッセージ。

[krarie]

名作と呼ぶに相応しいドラマだったと思う。初回から最終回まで一切無駄がなく、過去のエピソードが後々に効いてくる脚本構成は圧巻。／背景や演技等所謂余白で語るドラマなので、それが苦手な人には評判悪いのか。

[wacok]

今まで見た朝ドラの中で一番良かった。

[kohgethu]

「日常」を楽しめるか否かだろうな。「波乱万丈のドラマ」好きな人たちには合わない。それだけのこと。

[gorokumi]

ここ数年では最高の朝ドラだった。視聴者を信頼した、過剰でなく丁寧な脚本、主役から端役までたしかな演技力、美術はもちろんすぎて略、耳に馴染む大袈裟でないBGM。登場人物全てに人生を感じた。

[kamiokando]

個人的には喜美子の出会いと別れが印象に残っている。別れる時も割とあっさりとした描写なんだけど余韻を残すというか。最終回は武志の言う特別な一日のような感じがした。信作のキャラが好き。

[buu]

残念ながら脚本家の力量不足だった。肝心なところで「◯年後」となってしまう。描くべきところを描かず、どうでも良いところを描いていた印象。いつまで待っても「ちりとてちん」を上回る作品が出てこない。

[keren71]

武志が死ぬシーンは、カットでよかったと思う。淡々と特別じゃない日常を丁寧に描いていて良かった。何もかも上手くいくご都合展開は不要だし不自然。あと音楽素晴らしかった。

[kno]

余白の多いドラマだったな（悪い意味ではなく）とは思うけど、カットされたのも多かったのか

[saba2004]

何気ない日常に突然現れる狂気と異様な状態が好きでした。苦難のように見えて平穏、平穏のように見えて困難がある、日常ってそういうものかなと。あと女性の自立の描き方素晴らしかった。きれいごとだけじゃなかった

[kumanomiii]

主人公全話見たけど喜美子の性格がどうしても好きになれなかった。穴窯にのめり込んだ喜美子が夫や子供を蔑ろにするのはそういう性格の夫を支える妻が主人公になることが多い朝ドラへのアンチテーゼかなと思ったり。

[hitac]

たまたま見たのが穴窯が壊れてもまだ燃やしてる回で、え？いくら女性主役とはいえ天才の狂気みたいなもんを朝ドラで描くの？とその後も見てたら、どうやらその回だけが凄かったらしく、退屈極まりないドラマだった。

[kaos2009]

[「スカーレット」は放送されなかったシーンがいっぱいあるんです。削ぎ落とされて良くなる場合もあれば、15分に収まらず仕方なくカットということもあって。最終週はそれがかなり多かったんですね。

[ko2inte8cu]

戸田恵梨香が親指を立てて穴窯に沈んでいくシーンは涙なしでは見られなかった

[nemuneta]

たまに見てはいつ面白くなるんだろうと思っていたら終わってしまった

[akihiko810]

脚本家・水橋文美江さんインタビュー