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東芝2兆円買収提案に利益相反の懸念!? ちらつくのはあの「プロ経営者」の影 | 文春オンライン
車谷社長を救うために買収提案は行われたのか? その後、東芝は英投資ファンドのCVCキャピタル・パート... 車谷社長を救うために買収提案は行われたのか? その後、東芝は英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズ(以下CVC)などによる買収の初期提案を受領し、審議を開始したと発表。CVCは2兆円を超える金額を投じて、東芝を買収し、株式を非公開化する提案をしたという。 しかし、この突然の買収提案にはいくつもの疑問点が残る。 まず、車谷社長とCVCとの関係性だ。実は車谷氏はいま窮地に立たされており、彼を救うためにこの買収提案は行われたのではないかという見方ができるのだ。 昨年7月に開かれた株主総会で車谷氏は苦い思いをした。議案の1つだった「取締役の再任」で車谷氏の続投に賛成したのは約57%と12人の取締役の中で最低だった。 さらにこの総会にはケチがついた。開催後に一部株主の議決権が無効になったことが判明。一部の外国人投資家が東芝からの圧力を受けて議決権行使を断念したことも明らかとなった。 車谷暢昭
2021/04/12 リンク