《ナンシー関没後19年》「約束を果たさないまま、逝ったのが心残りだったんだと思います」稀代のコラムニストの知られざる“晩年” | 文春オンライン

「見えるものしか見ない。しかし目を皿のようにして見る。そして見破る。」 独特の観察眼によるテレビ批評・消しゴム版画などで、多くの熱狂的なファンを生んだナンシー関氏。彼女がこの世を去って19年が経つが、今もなお切れ味鋭い表現の数々は色褪せることがない。彼女の慧眼はどのように磨かれてきたのだろう。 ここでは、小説家・ノンフィクション作家として活躍する関川夏央氏が、記憶に残る著名人の晩年を描いた『人間晩年図巻 2000-03年』（岩波書店）の一部を抜粋。稀代のコラムニストの晩年を紹介する。（全2回の2回目／前編を読む） ◆◆◆ 「図工といえば版画」だった ナンシー関は1962年、青森市で食堂、駄菓子屋、ガラス屋を経営する関家の長女として生まれ、直美と命名された。家業はのちガラス屋一本にしぼった。彼女はラジオ深夜放送を愛した世代で、高校3年が終る頃始まった「ビートたけしのオールナイトニッポン」から

[rereco]

ナンシー関。「惜しい人を亡くした」と言う時には必ず入る人。

[nomitori]

私のような一読者でもその後しばらく、テレビでトホホなシーンを見かけると、ナンシーさんが観てたらなんて書いたかなぁと思ってしまっていた…

[kart0408001]

本当に好きだった。ナンシー関のものの見方に今でも影響を受けてる。

[ankoro]

宮部は、ナンシーが批評する番組とタレントの名前の7割まで知らなかったが、「言語化できないことをさらりと表現できる」ナンシーのコラムのファン/司馬遼太郎に死なれたときの司馬ファンはこんな気持なのだろうと

[ichijikucancho]

ナンシー最高だったよね。個人的にはコラムより大月隆寛とか町山広美とやってた対談の方が好きだった

[y-mat2006]

松子のことをジェネリック・ナンシー関と呼ぶなー！（誰も言うてないって？）

[goldhead]

『人間晩年図巻』（関川夏央）／"その日の羽田発青森行き朝一番の飛行機の客のほとんどが喪服姿の編集者と関係者だった"

[ustar]

青森県は棟方志功とナンシー関を輩出した点で功績大である

[mugi-yama]

もう19年かあ