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「2100年の東京の最高気温は夏が42℃、真冬でも26℃の夏日に」地球温暖化によって待ち受ける“日本の過酷な未来” | 文春オンライン
近年、地球上では気候の急激な変化が起きている。暑いところは余計暑くなり、寒いところはそれに輪をか... 近年、地球上では気候の急激な変化が起きている。暑いところは余計暑くなり、寒いところはそれに輪をかけて昇温している。おかげでシベリアの溶けた永久凍土からは太古のウイルスが蘇り、グリーンランドの氷床からは閉じ込められていた米軍基地が姿を現した。 ここでは、NHK WORLD-JAPAN 気象アンカーで気象予報士の森さやか氏が、異常気象やその背景に焦点を当てた著書『お天気ハンター、異常気象を追う』(文春新書)から一部を抜粋。日本の夏が猛烈な暑さを記録する理由と、温暖化が進んだ先にある“日本の未来”について紹介する。(全2回の1回目/2回目に続く) 夏の暑さが世界でもとりわけ厳しい日本 2021年の東京オリンピックは、日本の夏の暑さが世界でもとりわけ厳しいことを露呈する大会となった。太平洋高気圧のもたらす猛烈な湿気には、一流選手もお手上げだった。温暖化が進めば、暑さはさらに過激になって、猛暑日どこ
2022/09/04 リンク