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現地取材で「近くに砲弾が落ちないことを祈りながらタイヤ交換」…“ロシアのウクライナ侵攻”から2年の今 | 文春オンライン
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現地取材で「近くに砲弾が落ちないことを祈りながらタイヤ交換」…“ロシアのウクライナ侵攻”から2年の今 | 文春オンライン
2022年2月24日にロシアがウクライナへ侵攻を開始してから2年。だが、2014年のマイダン革命のウクライナ... 2022年2月24日にロシアがウクライナへ侵攻を開始してから2年。だが、2014年のマイダン革命のウクライナの政治的空白を利用して、ロシアはクリミア半島を併合している。そこから数えると10年となる。ロシアのウクライナ侵略はこの時から始まっていた。 世界中から短期で決着するだろうと思われていた戦争もウクライナ軍の決死の反抗で持ち直したが、戦争は長期化しつつある。死傷者数は2024年1月時点でウクライナ軍が10万人以上、ロシア軍が30万人以上と言われている。筆者は2022年4月からロシアのウクライナ侵攻を取材。当時は首都キーウを包囲していたロシア軍がキーウ周辺から撤退し始めていた頃だった。ブチャの虐殺を始め、ロシア軍撤退後の惨状は世界に衝撃を与えた。あれからウクライナの状況はどうなっているのかを取材した。 街のいたる所に設置された簡易シェルター。ミサイルが近くに着弾したらここに飛び込むしかない