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“賛否両論の登山家”栗城史多さんとは何者だったのか――2018上半期BEST5 | 文春オンライン
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“賛否両論の登山家”栗城史多さんとは何者だったのか――2018上半期BEST5 | 文春オンライン
2018年上半期、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。社会部門の第1位は、こちら... 2018年上半期、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。社会部門の第1位は、こちら!(初公開日:2018年5月23日)。 * * * 登山家の栗城史多さんがエベレストで亡くなった。これを書いている5月22日現在では、死因などについての詳しい情報が入ってきていないので、事故についてはなにもわからない。現時点で言えることは、栗城さんが亡くなったことは間違いないようだということだけ。事故の詳しい状況は、おいおい明らかになっていくと思うので、その時点で、なんらかの論評はできるのだろう。 栗城さんというのは、なにかと物議を醸してきた登山家だ。世界7大陸最高峰の無酸素単独登頂をめざして活動し、注目され始めたのは、2009年ごろ。6大陸の最高峰に登り、残るエベレストに挑戦を始めたころだ。このころから、彼を取り上げたテレビ番組が数多く放送され、著書はベストセラーになり、現役の登山家