Dreammaker

JYJのキム・ジュンス(XIA/JUNSU、以下XIA)はアイドルという正体性を(自分の考えであれ、他意であれ)、本質的なアイデンティティで維持するしかないアーティストの中では確かに目立っている。アルバムへの評価は多少異なっているかもしれないが、本人が望んでいるコンセプトを積極的に具現してきたからである。2012年SMエンタてインメントを離れたと同時に彼は音楽的に以前とは結構違う路線を歩み始め、その点をこれ以上大衆に認めてもらうよう呼びかけなくてもいいぐらい立地も固めている。もはや自分の音楽的な志向に関して事務所を始め、誰の干渉を聞かなくてもいいぐらいの「年式」と経験値もある。そのため、自分の色をだんだん固めているXIAの行歩ーまだ判断は保留したい自作曲への強い欲心を含めーは深く、そして長く見守る価値がある。受動的なキャラクターの典型と読まれていたアイドルを自分なりのコンセプトを主体化した