社会学者マシュー・デスモンド「適正な貧困率はゼロ。私たちはそれを実現することができる」 | 富裕層は貧困層から恩恵を受けている

米国の貧困社会のからくりを暴きピュリツァー賞を受賞したプリンストン大学教授マシュー・デスモンド。自らも大学生のときに立ち退きに遭ったという彼が、新作では「持てる者と持たざる者が暗黙のうちに交わす契約」を紐解く。 2016年、ドナルド・トランプが米大統領選挙に勝利したとき、国内のリベラルなジャーナリストたちからは、トランプ勝利をもたらした「ラストベルト（錆びついた工業地帯）」の“取り残された”市民の存在を考慮しなかったことに対する反省の声が多くあがった。 プリンストン大学教授マシュー・デスモンドによる『立ち退き：アメリカ都市の貧困と利益』（未邦訳）は、まさにその年に出版された。彼はその本で、ないがしろにされ続けていたものが何だったのかを非常に印象的に記している。 2008年から2年間、デスモンドは米国社会で最も厳しい状況に置かれている人々と生活を共にした。最初はトレーラーパーク、次いでウィス

[koyhoge]

貧困層を貧困なままに留めることで利益を得る人がいる。それらが主張する自己責任論や富裕層優遇税制を真に受けてはいけない。

[sirotar]

日本で「貧困」と言えば相対的貧困率を使うので、絶対に貧困は無くなりませんね。また、借地借家法で借りてる方が無茶苦茶に守られていますので、立ち退きもほぼありません。残念ながら参考にする部分は無さそう。

[ashigaru]

借家を借りてる方の力か強い日本は、それで貧困問題をある程度防いでるのか？社外が負担すべきコストを大家に転嫁してるだけな気がするが。

[cj3029412]

デスモンド「アメリカによる貧困」(仮)は現著作タイトル"Poverty, by America"。byは手段方法原産地ってやつ。「アメリカ発ビンボー最前線」。富と成功の象徴のお膝元でこれが起きている。衝撃。デスモンド読んでみます。

[opnihc]

発展途上国で作った輸入品を安く買ったり、外国人労働者を最賃でコンビニで働かせて安く弁当買える生活は貧困者からの搾取の恩恵でもある。それを失うよりも偽善者である十字架背負うほうが楽だから皆そっち選ぶよ

[anmin7]

社会学者なんて生まれから上澄みのやつがなるもんだからな。ごく一部の貴族を残してあとは奴隷として人権を奪えば貧困率はゼロになるだろ？ それに社会学者が「望んで奴隷になった者ども」ってレッテル貼れば完成。

[tokyocat]

信念

[mazmot]

"「彼らの物語や艱難辛苦を、まるでトロフィーでもかき集めているかのように記録している自分が汚らわしい」と感じた" わかる。そこで感じる「自分はここの者ではない」という疎外感も。

[firststar_hateno]

ふむふむ、デスモンドさんのおっしゃることは理解できますわ。貧困問題は社会全体で考える必要があると思いますわね。