日本語の限界を感じる

C++の参考書を書くのがつらい。どうも、日本語という言語の限界を感じる。 日本語で技術書を書くのは、苦痛極まりない。どんなにわかりやすく言葉を選ぼうと、結局やっていることは、英語の翻訳でしかない。それならば、最初から英語で書けばいいではないか。明治になってから、医学はドイツ語から翻訳されたオランダ語ではなく、元のドイツ語で学んだように、プログラミングも英語で学ぶべきなのだ。確かに、一般人は翻訳で学んだが、専門家たる医者は原語で学んだのだ。専門家であるプログラマーも原語で学ぶべきである。 実際のところ、今や、もはや参考書というもの自体が時代遅れなのではないかと思う。何故ならば、誰もが一次ソースたる規格書を読むことが出来るからだ。まあ、C++はISOの規格なので、規格書は無料ではない。とはいえ、たったの352スイスフランだ。クソの役にも立たぬ参考書を何冊も買うより、規格書を買ったほうがいい。

[gintenlabo]

「たったの352スイスフラン」にツッコむ人がいないのは何故だろう． 決して安くはない，むしろ電子書籍であることを考慮したら高すぎると思うのだが．

[tarchan]

＞日本語の資料がなければ、まともにプログラミングを学びたいものは、自然と英語を学ぶようになるはずだ。

[honeshabri]

"世界よこんにちは"じゃないからな