湖岸道路拡幅でエンジョイ！ビワイチ 滋賀県、環境向上で観光客呼び込み | Cyclist

年間5万人以上が楽しむ「ビワイチ」。景色の良さが人気の一方で、「車との並走が危険」との声も上がっていた 自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」を安全に楽しんでもらおうと、滋賀県は今年度から湖岸道路の拡幅に乗り出す。一周約200kmの道中には車との接触が懸念される狭い道路もあり、拡幅で自転車の走行スペースを確保して事故の危険性を減らす。さらに湖岸沿いにサイクリスト向けの休憩所も整備する予定で、走行環境を向上させることでさらに多くの観光客を呼び込みたい考えだ。 拡幅するのは、草津市や守山市、長浜市、高島市などの湖岸道路。車道と歩道の間にある植樹帯を取り払い、幅1・5メートルの自転車が通行できるスペースを確保する。来月にも守山市内で着工する予定で、今後10年間で全長数十キロの整備を予定している。 県交通戦略課によると、ビワイチを楽しむ人は年々増えており、平成27年度は約5万2000人（推計値）。

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自転車専用レーンの整備は安全で快適な自転車利用の基本的なインフラである事実は先進諸外国でも共通認識としてあり、実際に自転車用の独立した道やレーンの整備が進んでいますから、この滋賀県の取り組みにも拍手。