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びゅーてぃふる塊魂 - Everything You’ve Ever Dreamed
仕事納めの朝、総務のマヤちゃんが銀色の脚立を肩に担いで僕のところに現れた。目を合わせると顎で行く... 仕事納めの朝、総務のマヤちゃんが銀色の脚立を肩に担いで僕のところに現れた。目を合わせると顎で行く方向を示し、歩いていく。言葉もなしに。自尊心だけは人並み以上に高い僕は「Aカップ風情が、何を偉そうに」とデスクにあるローションティシューを一枚、乱暴に引き抜き、そのプルーンエキス配合の保湿成分に唾をペッと吐き棄てた。それからティシューを掃除のオバサンが嫌な思いをしないよう丁寧に丸いボール状にしてゴミ箱に捨て、子犬の愛らしい小走りでマヤちゃんを追った。 「今から神棚のお水、お酒、お札、縄を交換しようと思います」と脚立を担いだままマヤちゃんは言った。天井より少し低いところ、ミニバスケットのゴールくらいの高さの壁に神棚はあった。「しょうがないなあ」と言ってクールに肩車をしようとしゃがみこんだ僕をマヤちゃんは完全に無視して、脚立を乱暴にガチャンと置き脚を開いてセットすると、お酒を持って一段二段と登り、「
2008/12/29 リンク