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営業マンに値引きの裁量を与えてはいけない
儲かる会社は人が1割、仕組みが9割 「いい人材」は幻想にすぎない。優秀な人なんて、ほとんど存在しな... 儲かる会社は人が1割、仕組みが9割 「いい人材」は幻想にすぎない。優秀な人なんて、ほとんど存在しないのだ。ならば、「人材に頼らない経営」をするしかない。発想を切り替えれば、気づかぬうちに漏れていた利益が会社に残るようになる。 バックナンバー一覧 営業活動では、シェア確保やノルマ達成のために、安易な値引きをしてしまうことが多い。しかしこれでは、会社に残るはずの利益がこぼれ落ちてしまう。『儲かる会社は人が1割、仕組みが9割』の著者が、値引きをしないで売上げを伸ばす方法を伝授する。 “安易な値引き販売”は 毒まんじゅうだ そもそも利益の源泉には、販売価格の設定が大きく影響します。営業マンが勝手に値引き販売をするのは、利益が漏れる以前の問題として、利益を「食っている」状態です。 たとえばトラックなどの販売では、新車が売れると、メーカーから販売台数に応じた報奨金が出ます。営業マンは報奨金の額を知って