日本でベーシックインカムは成り立つか

きし・ひろゆき／1962年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。経済財政政策担当大臣、総務大臣などの政務秘書官を務めた。現在、エイベックス顧問のほか、総合格闘技団体RIZINの運営などにも携わる。 岸博幸の政策ウォッチ 小泉政権時代に竹中平蔵氏の秘書官を務め、数々の構造改革を立案・実行した岸博幸氏がテレビや新聞が決して報じない知られざる政治の裏側を暴きます。 バックナンバー一覧 先月、フィンランドが今年からベーシックインカム（政府が国民に最低限の生活を送るのに必要な額の現金を支給する最低所得補償の制度）を導入し、540万の全国民に月額800ユーロ（約10万円）を支給するというニュースが流れました。 実際には、まず予備調査を行った上で、その結果を踏まえて今年11月までに最終決定が行なわれるようですが、本当に導入される場合は、現在フィンランド国民に提供されている様々な社会

[kechack]

年金、医療、介護、生活保護、保育と縦割り。各分野に既得権益が存在。政府や自治体には膨大な数の職員がいるので、社会保障をBIに一元化できれば、かなりの行革→ということで意外と新自由主義者に評価される

[kenjiro_n]

労働市場の硬直性と絡めて非常に難しいとの結論。

[quetanon]

他国では財源問題をどうしてるのか？

[payequity1]

【岸博幸】私は基本的にはベーシックインカムの考え方に賛成です。…労働市場改革がほとんど進まずに労働市場が硬直的な中では、労働インセンティブの観点から悪影響の方が大きくなると考えられるので、反対と言わざ

[straychef]

一定以下の収入しかない人に強制的に振り込む仕組みにすればいい