「財政非常事態」宣言など必要ない！来年度予算編成プロセスに潜む本当の問題

きし・ひろゆき／1962年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。経済財政政策担当大臣、総務大臣などの政務秘書官を務めた。現在、エイベックス顧問のほか、総合格闘技団体RIZINの運営などにも携わる。 岸博幸のクリエイティブ国富論 メディアや文化などソフトパワーを総称する「クリエイティブ産業」なる新概念が注目を集めている。その正しい捉え方と実践法を経済政策の論客が説く。 バックナンバー一覧 来年度予算の概算要求に向けたプロセスが動き出しました。しかし、これまでの動きを見る限り、既に二つの問題点が明確になりつつあるように思えます。このままでは、財務省主導＆財政再建至上主義の予算編成となり、来年度の日本経済にかなりの悪影響を及ぼすのではないでしょうか。 政治主導の放棄？ 第一の問題点は、既に様々なメディアも報じている“政治主導での予算編成の放棄”です。 菅首相は、予算編成プロ

[knockeye]

国家戦略局の格下げが、なぜ政治主導の放棄といえるのかがよくわかる

[orakio]

来年の日本の景気は本当に大丈夫か？民主党の重視する雇用を増やすことができるのか？消費税増税の前提条件となるデフレ脱却の道筋がつけられるのか？財務省に媚びるような主張をして恥ずかしくないのか？経済オンチ

[gruza03]

政治主導の放棄？/来年の景気は大丈夫か？/秋以降に景気が減速する可能性 /心ある政治家が立ち上がるべき