幹部そろってタートルネック 都庁に広がる不思議な光景、そのワケは：朝日新聞デジタル

28日に通常業務を終えた東京都庁でこの冬、目立っているのがタートルネック姿の職員だ。温かい装いで節電につなげ、都民にもPRしようとしている。出席者のほぼ全員が着た会議があったり、慌ててユニクロで買い込む幹部職員がいたりするほど庁内で意識が広まった。きっかけは小池百合子知事の一声だった。 「ここ（首）を温めると体感温度が違う。風邪はひかない、節電にも効果がつながる」「『冬のエネルギー情勢は厳しいよ』と共感を共有していきたい」。知事が語ったのは11月18日の記者会見。すると、特に環境政策に関わる会議では、義務でもないのに知事以下、幹部や担当職員がそろってタートルネックやスカーフ着用という状態に。それ以外でも、庁内でしばしば目にするようになった。 12月中旬から寒さが本格化…

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“「それが『暗黙の了解』のようになってきている」「知事への忖度が大きい」”