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秋田の男児殺害事件の犯人視報道 - ジェンダーとメディア・ブログ
きのうの秋田の米山豪憲君の殺害事件で「近所の女が事情聴取」されたテレビのニュース映像は、事情聴取... きのうの秋田の米山豪憲君の殺害事件で「近所の女が事情聴取」されたテレビのニュース映像は、事情聴取に赴く女性の映像に顔だけモザイクをかけているというものの、乗っている車の中まで映すし、家から出るところ、家を家宅捜索する警察官とともに、家のつくりやその細部までなぞるようなしつこい映像だった。名前と顔写真だけ出していないからといって、これで被疑者の人権を守ったテレビ報道といえるのだろうか。大変疑問に思った。これはまぎれもなく犯人視報道であり、人権侵害がひどい。 今朝のわが北日本新聞は、「実家を出て能代署に向かう畠山鈴香容疑者」の全身写真を一面トップで掲げている。「水死女児の母逮捕」という見出しであった。社会面の記事を読むと、この女性が結婚、出産後離婚している、独り身の母親であることが書かれていた。見出しは「育児の無関心目立つ」と育児放棄をしていたといわんばかりだ。子どもの虐待防止センターの理事長
2016/06/08 リンク